大会情報

過去の開催結果

コンクリート甲子園とは?

全国の高校生、高等専門学校(3年生まで)の学生を対象に、工夫を凝らしたコンクリートの強度やデザイン、供試体作製に関するプレゼンテーションを競う全国大会です。

コンクリート甲子園の目的

コンクリートの特性や配合設計の基礎知識を身に付けるとともに、コンクリートを製造することで、実際のコンクリート材料に触れ、材料の選択や配合設計、練り混ぜ等を自ら行い、土木技術者として必要なコンクリートの基礎的な感覚を身に付けることを目的としています。
課題は毎年変更され、強度部門による予選を勝ち抜いて出場する本大会(本選)では、プレゼンテーション部門とデザイン部門が加わり、参加者相互の交流を深めるとともに他校の工夫や発表等を聴き、幅広い考え方を身に付けることができます。大会を通じて、新学習指導要領で求められている「主体的・対話的で深い学び」の実現が図られています。

コンクリート甲子園のあゆみ

コンクリート甲子園は、2007(平成19)年に高知工科大学で高校生7チームが参加し第1回大会が開催されました。
第4回大会からは四国高等学校土木教育研究会が主催を引き継ぎ、会場も高知県生コンクリート工業組合技術センター東部試験所に移りました。
第6回大会からは会場が現在の香川県生コンクリート工業組合技術試験センターに移っています。
2015(平成27)年の第9回大会から全国高等学校土木教育研究会が共催し、14チームが参加、初の全国大会として開催されました。
現在参加チームは30チームまで増え、全国生コンクリート工業組合連合会等の協力も得て充実した大会となっています。
今後は、地区予選を経て全国から選ばれた代表が本選を競うような規模に拡大することを目指しています。

第15回コンクリート甲子園 開催結果

第16回コンクリート甲子園 本選結果

2023年12月9日(土)に、香川県生コンクリート工業組合 技術試験センターにおいて「第16回コンクリート甲子園」本選を開催しました。
4年ぶりの対面となった本選には、予選を勝ち抜いた10チームが参加し、強度部門、プレゼンテーション部門、デザイン部門で競い、各部門の優勝、総合優勝校が決まりました。

強度部門

  1. 1位北海道札幌工業高等学校
  2. 2位広島市立広島工業高等学校
  3. 3位北海道釧路工業高等学校

プレゼンテーション部門

  1. 1位徳島県立徳島科学技術高等学校
  2. 2位愛知県立愛知総合工科高等学校
  3. 3位広島市立広島工業高等学校

デザイン部門

  1. 1位北海道札幌工業高等学校
  2. 2位高知県立安芸高等学校
  3. 3位香川高等専門学校

総合順位

  1. 1位広島市立広島工業高等学校
  2. 2位北海道札幌工業高等学校
  3. 3位徳島県立徳島科学技術高等学校

審査員特別賞

  1. 香川県立高松南高等学校

共催、後援、協賛

共催 全国高等学校土木教育研究会
高知県建設系教育協議会
後援 公益社団法人全国工業高等学校長協会
国土交通省四国地方整備局
香川県
香川県教育委員会
公益社団法人日本コンクリート工学会
公益社団法人日本コンクリート工学会四国支部
全国生コンクリート工業組合連合会
全国生コンクリート工業組合連合会四国地区本部
香川県生コンクリート工業組合
大阪兵庫生コンクリート工業組合
株式会社 セメント新聞社
株式会社 コンクリート新聞社
株式会社 マルイ
一般財団法人戸田みらい基金
一般社団法人 セメント協会
協賛 株式会社 中研コンサルタント
ランデス 株式会社
株式会社 ノバック
美樹工業 株式会社

第16回コンクリート甲子園 受賞コメント

1位

総合優勝

広島市立広島工業高等学校

昨年度は、総合3位という成績のため、本年度は何としても総合優勝を目指してここまで頑張ってきました。強度が思うようにならなかったり、仲間同士の思いの違いなどがあったり、色々な経験をしましたが、最後にはその思いがまとまり、宣言通り母校へ優勝というお土産を持ち帰ることができ、感無量です。
この経験を通して、私たちはこれからの人生で待ち受けている様々な困難を、コンクリートのような固い意志で、乗り切っていきたいと思います。

強度部門1位

北海道札幌工業高等学校

去年は予選敗退で悔しい結果だったので、リベンジを果たすためにも今年は養生期間などを考慮して目標強度ギリギリを攻めた配合にしました。部員全員で頑張った結果が強度部門一位という結果になったのは大変嬉しかったです。

デザイン部門1位

北海道札幌工業高等学校

全員で協力して描いた物がデザイン部門優勝という形になって非常に嬉しかったです。札幌を代表する構造部物を描いてみて改めて自分が住んでいる街に誇りを持つことができました。この経験を後輩達に繋げていきたいと思います。

プレゼンテーション部門1位

徳島県立徳島科学技術高等学校

「練習の成果が十分に発揮できました。プレゼンテーション部門で1位になれたことは、絶対に意味のあることなので、今後の人生に活かしたいと思います。」

第16回コンクリート甲子園 予選結果

2023年9月30日(土)に、香川県生コンクリート工業組合 技術試験センターにおいて「第16回コンクリート甲子園」予選を、審査委員立会いの下 開催しました。厳正なる審査の結果、本選出場10校を選出しました。

第16回コンクリート甲子園 本選出場チーム一覧
高知県立高知工業高等学校 全日制
愛知県立愛知総合工科高等学校
愛知県立一宮工科高等学校
高知県立安芸高等学校
広島市立広島工業高等学校
徳島県立徳島科学技術高等学校
香川県立高松南高等学校
香川高等専門学校
北海道釧路工業高等学校
北海道札幌工業高等学校

以上10チーム 順不同

第16回コンクリート甲子園 参加申込校

受付
番号
学校名 学科
1 愛知県立一宮工科高等学校 都市工学科
2 高知県立安芸高等学校 環境建設科土木専攻
3 兵庫県立龍野北高等学校 環境建設工学科
4 岡山県立新見高等学校 工業技術科・土木コース
5 栃木県立宇都宮工業高等学校 環境土木科
6 愛知県立愛知総合工科高等学校 建設科
7 栃木県立真岡工業高等学校 建設科・土木コース
8 徳島県立阿南光高等学校 都市環境システム科
9 高知県立高知工業高等学校 定時制 土木科
10 岐阜県立大垣工業高等学校 建築工学科・土木工学科
11 岡山県立高松農業高等学校 農業土木科
12 北海道札幌工業高等学校 土木科
13 北海道釧路工業高等学校 土木科
14 広島市立広島工業高等学校 建築科
15 香川県立高松南高等学校 環境科学科 環境土木コース
16 岐阜県立可児工業高等学校 建設工学科
17 岡山県立岡山工業高等学校 土木科
18 島根県立松江工業高等学校 建築都市工学科
19 兵庫県立篠山産業高等学校 電気建設工学科建設コース
20 香川県立多度津高等学校 土木科
21 福島県立平工業高等学校 土木環境工学科
22 香川高等専門学校 建設環境工学科
23 名工学園 名古屋工業高等学校 土木科
24 徳島県立徳島科学技術高等学校 建設技術類 環境土木コース
25 岡山県立津山工業高等学校 土木科
26 広島県立福山工業高等学校 建築科
27 岡山県立笠岡工業高等学校 環境土木科
28 高知県立高知工業高等学校 全日制 土木科
29 栃木県立那須清峰高等学校 建設工学科土木コース
30 兵庫県立豊岡総合高等学校 環境建設工学科
31 佐賀県立鳥栖工業高等学校 土木科
32 和歌山県立和歌山工業高等学校 土木科

過去の開催結果