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保護者の方へ

沖縄県おきなわけんの主なコンクリート構造物

●国立劇場おきなわこくりつげきじょうおきなわ

住所:沖縄県浦添市勢理客4-14-1
URL:http://www.nt-okinawa.or.jp/index01.html
説明:
鉄筋コンクリート造りで、2004年1月に開場した施設です。主な目的は組踊、琉球舞踊、琉球音楽等の公演。「組踊」(くみおどり)の立方、地方の伝承者の養成事業、調査研究、資料の収集、公演記録の作成及びこれらの展示、公開となっています。
また沖縄の地理的・歴史的特性を活かし、伝統芸能を通したアジア・太平洋地域との交流も行っています。

写真:国立劇場おきなわ

写真:国立劇場おきなわ

写真:国立劇場おきなわ

写真:国立劇場おきなわ


●沖縄美ら海水族館おきなわちゅらうみすいぞくかん

住所:沖縄県国頭郡本部町字石川424番地
URL:http://www.kaiyouhaku.com/
説明:
沖縄美ら海水族館の外観はコンクリートが直接見られるようなデザインとなっています。観光で訪れるコンクリート技術者もよく見学にくる施設です。
前身の旧水族館は沖縄国際海洋博覧会跡地整備事業の一環として、1979年8月にオープンしましたが、建物の老朽化により、2002年11月に新水族館がオープンし、名称も現在の名称となりました。水族館に行かれるなら、その外観も是非観察してみてください。

写真:沖縄美ら海水族館

写真:沖縄美ら海水族館


●南風原高架橋はえばるこうかきょう

住所:沖縄県中頭郡西原町〜沖縄県島尻郡南風原町
長さ:5.9km
説明:
沖縄の石造りの伝統をモチーフとした那覇空港自動車道の南風原(はえばる)高架橋(こうかきょう)(4.6km)は、連続するアーチ橋としては世界一と言われています。
沖縄には琉球時代、独特の工法により築造された数多くの石造りのアーチ橋や城門が点在していました。しかし、これらの建造物は太平洋戦争による戦火で、その大部分が姿を消してしまいました。
南風原高架橋は、このような沖縄の歴史を踏まえ、かつての琉球王国時代のグスク(お城)やアーチ橋に見られる石造り文化を現代の最新技術と工法に基づき再現した、造形的に美しいRC連続アーチ橋です。
さて、この橋は上り車線20連、下り車線は21連のアーチ数ということです。皆さんも一度、実際にアーチの数を数えてみてください。

写真:南風原高架橋

写真:南風原高架橋

写真:南風原高架橋


●大宜味村役場 旧庁舎おおぎみそんやくば きゅうちょうしゃ

住所:〒905-1392 沖縄県大宜味村字大兼久157
マップ:大宜味村役場 旧庁舎
説明:
公共建築物としては、沖縄県内初の本格的な鉄筋コンクリート造の建築物で、大正14年に竣工しました。大正期にメートル法を用いた画期的設計で意匠的に沖縄の気候・風土を十分に考慮に入れ、特に台風による風圧を軽減するため、八角の平面形状を取り入れるなどすぐれた特徴を有しています。大正時代のコンクリート建築物として県内に存在する唯一のもので、鉄筋コンクリート造技術の導入や、構造法の歴史を知るうえで貴重とされています。 平成9年に沖縄県の指定有形文化財となりました。

写真:大宜味村役場 旧庁舎

写真:大宜味村役場 旧庁舎

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