生コンクリートとは

3.強度とは

硬化したコンクリートが、色々な形で加えられる外力に対して、どのような強さを持つかを見る指標となるのが強度であり、単位面積当たりの荷重の単位で表され、荷重の種類により圧縮強度、引張強度、曲げ強度、せん断強度などがある。一般にコンクリート強度といえば圧縮強度を指すが、生コンの場合は、フレッシュコンクリートの状態でユーザーに納入し、硬化した後にどの程度の圧縮強度(舗装コンクリートの場合は曲げ強度)が得られる性能の生コンであるかが、商品としての強度保証のレべルを決める重要なポイントとなっている。また、圧縮強度といっても、生コンの圧縮強度(呼び強度の強度値)、コンクリート構造物の圧縮強度(設計基準強度)など、どの状態におけるコンクリートの圧縮強度を調べるかにより試験方法が異なったりする。

4.スランプとは

スランプの説明

フレッシュな状態のコンクリートは、主として水量の多い、少ないにより、コンクリートの軟らかさや流動性が異なる。この軟らかさや流動性の程度を示す一つの試験方法としてスランプ試験がある。
スランプ(Slump)とは、株が暴落するとか、人気ががた落ちになるなどの意味があるほか、スポーツなどで調子が悪い時によく用いられるように「下がる」という意味である。フレッシュコンクリートのスランプとは、上の内径が10cm、下の内径が20cm、高さが30cmの鋼製中空のコーンにつめたコンクリートが、コーンを引き抜いた後に最初の高さからどのくらい下がる(スランプする)かを示すものであり、スランプが大きいコンクリートは、軟らかいコンクリートということになる。
また、最近では高流動コンクリートの要請が高まりつつあり、この場合には、スランプのほかにスランプフロー値(スランプ試験後コンクリートの広がり具合で流動性を判断する)も併用してコンクリートの軟らかさ、流動性を判定している。

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