発表できる内容は、学協会において未発表の9ものに限ります。学協会において発表および掲載された内容の派生・関連研究についてもオリジナリティーに欠けるものは、発表内容として適切でないと論文運営小委員会で判断された場合には、発表をご遠慮頂くこともありますので、お含みおきください。
(1)特定課題研究論文
テーマは、「コンクリートの乾燥収縮 規制への対応」とします。
<主旨>
今年、土木学会のコンクリート標準示方書が改訂され、来年には日本建築学会鉄筋コンクリート工事標準仕様書(JASS5)の改訂が行われる予定であります。
この過程で、コンクリートの乾燥収縮率についての規制値を設けることが検討され、関係各所において対応が検討されております。全生工組連技術委員会では、乾燥収縮率に規制値が設けられることへの対応策として、各地で使用されている骨材とコンクリートの乾燥収縮の実態を調査し、これらのデータベースを構築するよう計画しております。
そこで、コンクリートの乾燥収縮に係る実験、研究あるいは開発などの報告を求めます。
(2) 一般研究論文
生コンクリートの材料・配合・製造・運搬・施工・試験・環境管理・産廃処理およびリサイクル・クレーム対策等の技術に関する最近の研究及び事例報告で、幅広い技術における研究論文を募集します。
(3)日常業務の改善事例等
生コンクリートの製造から出荷にいたる日常の業務に係わる創意・工夫・改善等についての実施状況をまとめたものとします。
(4)調査報告
各地区の特色を盛り込んだ調査報告も募集します。このテーマは各地区において調査をした集計結果、とりまとめた資料などで特色のある発表を期待します。 |